ずっと昔から一緒だからって

俺は安心しきってる













幼馴染という立場に


きっと僕は甘えてる。
britigh No.33





























「ブンちゃんどこ行くのーっ」


休日の朝、俺の1日は必ずこの声で始まる。





「なんだよ、夏。毎回言ってんだろーが部活だい」


「ほんとに?ほんとにー?」


「じゃなかったからこんな重いラケット担いでデートなんか…」


「この前女の子とデートしてたじゃない!」


「は?」


「部活のあと、あたし見ちゃったんだからね!」


























「いや、あれはただマネージャーと帰り道が一緒だから」


「なに!言い訳する気!?」


「あのなあー」














その(小鳥とも言えない、むしろ犬みたいな)声の主は



生まれたときからずっと一緒で


幼稚園も小学校も中学校も


着替えとかトイレとか風呂入る以外に




ひと時も離れようとしない幼馴染だった。











































そいつの名前は

(同い年だけど)妹みたいで目が離せない。






「……なに」


「離してくんねえ?」


「やだ」


「おーい、が離してくんねえと俺部活いけねえだろい」


「やだ」





























でも本当は






「ねえ、ブンちゃん」




とても可愛いやつ。







































「キスしてくれたら離してあげるよ。」




出来るものなら
このままずっと


君には隣にいてほしい









ずっと傍にいて
ずっと守ってやりたいけど








































その前に




まずは幼馴染の一線を越えなきゃいけねえ









君依存症
発病から約15年、治療法なしの不治の病







ありがとうございました! - 倖和.