君の指の感覚が残っています
どうかこの温度が消えないように祈る毎日です
あたたかい君の手を思い出す度、たまらなく愛おしいのです



の手は冷たいね、血が通ってないみたいに」





そう言っては君の手はわたしの手を包み込む
そのときの温度をすっかり覚えてしまいました
君の手はすごくあたたかい
だから今、とても恋しいです
頬に自分の指を当ててみてはその冷たさに驚きます
君の手があたためてくれればいいのにと、
そうやってまた君を想います





あたたかくて優しい君の手 そこからゆっくりとわたしの指に温度が染み込んでくる
それを感じる度に、ずっと離さないでいたいと思ってしまうのです

君に通う優しい血がわたしにも通い体中を巡る
それを考えるだけで
わたしは幸せになれるのです





次に君に会ったときには、この想いの丈をそっくりそのまま、君に伝えたいと思います
君のことがとても好き です
そのあたたかさも優しさも温度もぜんぶ
そっと包み込んでくれるその手さえ
愛おしいと想う


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